月曜日, 5月 26, 2008

中之島

7時に起き、8時の新幹線で岡山から大阪へ移動し、新大阪から地下鉄で淀屋橋へついてもまだ9時過ぎで、会場の開館時間まであと20分ほどあった。
中之島にある大阪市重要文化財にもなっているその中央公会堂が好きで、なんとかそこを使いたいと思っていたところに今回の会議はちょうどこの会場にすることができた。

天気のよい、日が燦々と注ぐ月曜朝の車内で、ようやく「春の雪」を読み終えた。
若い清顕が関西から戻って死んだ。

大阪についてからの待ち時間に、中之島にて建物の影に座って読んだ豊穣の海・第二巻「奔馬」は、38歳になった本多繁邦が主人公で、大阪地方裁判所詰になり、天王寺阿倍野筋の自宅から、市電に乗って北浜三丁目で下りて、土佐堀川と堂島川を二つ渡る。

おー!ここじゃん。ということで、見事なタイミングでの読み始め。

会議は楽しく、懇親会は北浜へ移動する。その途中に大阪証券取引所の立派な建物と、銅像があった。道の対岸にも古い建物がいくつか。この大阪の中心地はなかなかいい。

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