月曜日, 6月 30, 2008

西日本巡業 岡山ー高松ー東京

朝7時に起きても間に合うくらい、岡山ー高松は瀬戸大橋を渡って1本、1時間でつく。
そういう通勤の人が比較的いて、のんびり車内は岡山の田園風景を経て、あっと言う間に海上へ。快晴の瀬戸内海。おだやかな通勤電車。一方で私は仕事モードにシフトして、ノートPCを広げて仕事していたらすぐに高松についた。

ひさしぶりだなあ、と何年ぶりかと思ったら、1997年の大木監督の「デジヤマ」ワークショップに参加して2週間滞在したあと、瀬戸内映像祭の上映会を見に来たのが1998年(?だったかな)、その後前職時代に店を見に来たのが2005年頃だがそのときは車だったのでJR高松駅にこなかった。約10年ぶりの高松駅はすっかり変わって、進む方角に迷う。
15分ほど歩いて商店街に入る。

仕事を終えて、東京への最終1つ前に余裕で間に合わそうと思って駅に急いだが、逃したので駅ビル本屋で白州正子と三島由紀夫の文庫を買い、時間をつぶす。
帰りのマリンライナーからザ四国な、ぽこんぽこんと山があり、そうかあデジヤマのとき大木監督が「デジタルの1、0、1、0、を山が象徴している」といっていたけど、まさにぽこんとある山が「1」で、何もない平野が「0」でという風にも感じることができる、とぼんやり考える。そして車窓は夕焼けの瀬戸内海。

海が終わる頃には暗闇で、鷲羽山ハイランドの観覧車の明かりが見えた。
岡山駅でダッシュで乗り換えたら、最終手前ののぞみに間に合い、いつも通りの出張の帰り、大衆的な新幹線だったので、その前の高松〜瀬戸内海の風景があまりにも観光旅行的で現実離れしていたことに驚いた。

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