北京にてここぞという北京ダックを食べ、日本語、北京語入り交じり会話を皆から通訳を受けて理解した楽しい時間に、その友人の同伴者は今では彼の奥様になり、こうして二人して日本の恵比寿に来て再会できた。
北京で別れ際に、日本人の友人の彼とはきっとまた会えるという確信があり、気軽な気分でまたねと言ったが、中国人の彼女とはこのまま一生会えないかもしれないと思いながら別れたので、タクシーに乗り込んだ私たちにずっと手をふりつづけていた姿が印象深かった。
こんな再会の記念に日本土産になるように桜のかたちをした、水に浮くロウソクと小鉢を渡したらとても喜んでもらえて、「一生大事にします」と言ってるよ、と夫になった友人が訳してくれた。
この会を催してくれた友人とも久しぶりの再会で、留学を経て転職したこれまでを聞いても、その環境の変化にかかわらずかわりない様子がおもしろかった。
またもや日本語と北京語が入り交じり、私は通訳をしてもらいながら、そんなことまったく気にならず、げらげら笑って楽しんだ。
新妻の日本での大量の買い物戦利品がつまったスーツケースを引きながら、新婚夫婦は改札に入ってもずっと手をふりつづけていた。
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